2021.11.26

人付き合いが上手な人に共通する1つの認識

人付き合いが上手な人が持っている共通認識

それは「他人を理解することは不可能」という認識です。他人を理解できないのに人付き合いが上手ってどういうことでしょうか。 

人付き合いが上手な人ってどういう人?

人付き合いが上手な人とは、「人と関わる上でストレスをためない人」のことをさします。 「友達や知り合いが多い」「人気者である」と言った人のことではありません。逆に人付き合いが下手な人は、「人と関わる上でストレスをためる人」ということですね。 

なぜ人付き合いが上手な人は「他人を理解することは不可能」という認識を持っているのか。

結論はから言うとそれが人付き合いでストレスとためない方法とわかっているからです。 

①自分を理解してもらえない
そもそも、人付き合いでストレスを抱える原因は、「相手に自分を理解してもらえないから」ということがほとんどです。 

  • 上司が自分の仕事を全く見てくれない、評価してくれない。
  • 自分が大変な時に同僚は何も助けてくれない。 
  • 友人との待ち合わせでいつも自分が待たされて嫌になる。 
  • 私の話を聞いてほしいのに夫は全く聞いてくれない。 

こういった経験ってないでしょうか。「他人を理解できる」と思っている人は「自分も理解してもらえる」と考えてしまいがちです。しかし、残念ながら他人はあなたの事をそこまでわかっていません。「他人を理解することは不可能」という認識は、裏を返せば「自分の事を理解してもらえない」という認識につながります。 最初から 
「他人は理解できない。だから自分も理解されない」
という認識があれば、「自分を理解してもらえない」という人付き合いのストレスをかかえることがないのです。 

②価値観は人それぞれ
人は生い立ちや生活環境、友人関係や家族構成など様々で、モノの考え方や価値観など千差万別です。
しかし、人はつい自分の価値観や常識の中で他人を見てしまいがちです。  自分の価値観の中で他人を理解したつもりになっていては、その枠を越えた時に「なんでそんな事をするのか!」とストレスを抱えてしまいます。 
「普通こうするよね!」「常識的に考えてこうだよね!」
こういった口グセの人を見かけませんか。それは、あなたの中だけの価値観や常識であるという理解が必要です。人付き合いでストレスを溜めない人は「まあ人それぞれ価値観は違うからね」と他人の行動を自分の価値観に当てはめません。よって他人の行動でストレスをためることがないのです。このようなことから人付き合いが上手な人は「他人を理解することは不可能」という 認識を持っているのです。 

「他人のことなんてわからないし、どうでもいい」はちがう 

しかし、「わからないからどうでもいい」こういった考えで終わっては少し、寂しいですよね。次回は「他人を理解することは不可能」といった認識をもちながらどのように他人と接するべきかについてお話しします。

Written by S.Fujiwara


日々の学習と社会を繋げるデジタル教材。
小さな気付きを好奇心に変え、学ぶ意欲を創造する


タブレット・PCで自宅で手軽に学習できる
小~高各5教科対応オンラインドリルはコチラ