2024.01.05

創造力!子どもと「つくる遊び」を増やしてみた③ -まとめ-

 子どもの「好き」をもとに、そのプロフェッショナルとして扱うことで、さらに意欲的に取り組んでもらうことができる。「つくる遊び」シリーズの最終回は、そんな私の体験談を二つ、ご紹介します。

 相変わらず、子どもに何かつくる遊びをさせたいと、虎視眈々としていたある日。「誕生日プレゼントに、何が欲しい?」と、娘に尋ねられました。わずかなお小遣いで何かを買ってほしいとも思えず、お手製の絵本をリクエストしてみました。お母さんを、作家・〇〇(娘の名前)の最初の読者にして!と。学校から帰れば、読書(ほぼ漫画)とゲームに精を出す娘。日頃のインプットを材料に、アウトプットにチャレンジしてもらえる。娘の家庭内作家(?)デビュー作の、最初の読者になれる。親馬鹿としては一挙両得のチャンスで、楽しみなプレゼントとなりました。

 それから娘は、甲斐甲斐しく物語をノートに書きため始め、誕生日を数日過ぎて遂に完成。49ページもの作品を描き上げてくれました。タイトルは「ふしぎなはっぴょうかいとバイオリン」で、主人公の少女(猫人間)が、ピアノの発表会で姿を消した先生を探しに旅に出て、先生を見つけて一緒に帰る、というもの。表紙に「オールカラー」とあったのにカラーページは皆無で、最後まで一度もバイオリンが出てこなかったのには笑い転げてしまいましたが、娘らしい穏やかな作品に仕上がっていました。「面白かった?」と尋ねられたので、とても良かったことと、次回作を期待する旨を伝えると、後日娘は「作家になりたい!」と言い始め、他の家族へのプレゼントにも絵本を提案したりしていました。

 また、別のある日。あざとい、アクセサリー好きの親馬鹿は、娘にアクセサリー作りのおもちゃを買い与えてはジュエリーデザイナー・〇〇だね♪等と呼んで遊んでいました。するといつしか、娘は自室のドアに「〇〇や」という貼り紙をし、土曜限定で自作のアクセサリーショップを開店したのです!(やったー)

テキスト, 手紙, ホワイトボード

自動的に生成された説明

 このように、呼称を工夫してプロフェッショナルとして扱うことでやる気が高まるというのは、他人から期待されることによって学習や作業等の成果が上がるという「ピグマリオン効果」と深く関連しているように思います。子どものプレッシャーにならないよう留意はしつつ、「好き」を応援するテクニックの一つとして、まだ試されたことのない方は、ぜひ。現在弊社では、この効果を活用したeラーニング企画を進行中です。

 日々、「つくる遊び」を試行錯誤しています。お風呂の時に、子どもが好きそうなものをテーマにして自由に空想して話し合ったり、自分の「今」を替え歌にして歌い合ってみたり。そんな思い付きでも、好きなテーマで日常的に、自由に「つくること」を楽しんでいけたら、自然と子どもの創造力を育んでいけるように思います。

Written by H.Owa


覚える、詰め込む学習スタイルから、自ら調べ考える
学習スタイルへ。入学前e-learningはコチラ

学習ログを取ることで、弱点分析や学習態度を分析する
eラーニングシステム。PC、タブレット、スマホに対応