2025.06.02
eラーニングの仕事をしていると、どうすればモチベーションを高められるのか?ということをよく考えます。これは対象としているのは「受講者」です。今回は、自分のモチベーションを上げるには?(セルフモチベーション)のお話です。
私は週2~3回朝走っているのですが、もともと運動はあまりしておらず常に運動不足、体力不足も気になっていました。
コロナ禍でより一層運動不足の危機感が高まり、これはなんとかせねば!と手軽そうなランニングを始めました。まずは週2回走るぞ!と意気込んで始めたものの、朝早く起きてランニングするには、まず眠気の関門、暑さ寒さの関門、体が痛い等コンディションの関門、、、突破すべき関門がたくさんあり、サボること多々…。なかなか長続きしません。
けれど、やるからには続けたいし、何とか習慣化できないものかと試行錯誤を続けること数年、たどり着いたのが、
これが私にとって功を奏した方法のように思います。
月ごとに目標を設定し、その目標に向けた練習日のメニューを決め、いつでも目に付くところに貼っています。こんな感じです。
練習メニューがあることで、寝起きでまだ回転していない頭でも、悩むことなくスタートできますし、結果の記録欄があるため埋めないと気持ち悪い(罪悪感が出る)ので、以前よりサボりにくくなりました(雨の日はラッキー♪ってなりますが)。タイムはランニングアプリで計測し、帰ってきたら結果を書き込みます。
また、年に数回大会に出ることで数値として結果が出るので、数カ月間の成果を確認でき、脳の報酬系が刺激され達成感を得ることができ、次の目標へと繋げていくことができます。
ちなみに、四季折々の自然や景色が楽しめるのもちょっとしたインセンティブになっています。
整理すると、セルフモチベーションを高めるには、
というのがいいではないかと思います。
こう見ると、目標設定が生むポジティブな効果についてはロック&レイサムの「目標設定理論」に通じるものがありそうです。また、結果の記録欄があることで埋めたくなり、目標達成に近づいていることが見えることでモチベーションが高まるのは「エンダウド・プログレス効果」が働いているといえそうです。
また、目標が達成できなかったときは「ま、いっか」と割り切ってまたすぐ目標を修正しながら前に進めていくことも大切だと思います。そこで「やれなかった…」と自己肯定感を下げてしまい、やめてしまっては勿体ない。
これはテスト勉強や資格の勉強、仕事など、なんにでも応用できます。
このことを中・高生のころに知っていたら、テスト前にあまりに勉強が手がつかず、リンゴを3ミリにスライスしてちまちま食べながら「やる気出ないよ~…」と深夜に途方に暮れていた自分とおさらばできたのでは…と思ってみたり。。
弊社の適性試験対策「SPI.StudyCamp」では、初回レベル判定、練習問題、最終レベル判定という構成になっています。初回レベル判定でまず自分の現状を知り、弱かったところを克服、もしくは強みを強化など自身で目標を立てて練習問題にトライし、最終レベル判定で結果を確認することで、モチベーションの継続と目標実現をサポートしています。
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