2013/12/25 :

NHK ハートネット

プロジェクト概要

ウェブでつながる「福祉」を目指して

NHKで放送されている、様々な福祉番組や福祉キャンペーンのサイトをまとめ上げ、番組・ウェブサイト・個人をつなげられるようなポータルサイトを作りたい、というNHK様のご要望を受け、福祉サイトの構築・運用の実績のある弊社とNHKエデュケーショナル様とで「福祉ポータル ハートネット」を立ち上げました。

「ハートネット」は、単に福祉関連サイトを統合しただけではなく、番組・キャンペーン・オリジナルコンテンツを縦横につないだ多様なサイトです。

生きづらさを抱える当事者や、当事者を支える家族・友人、福祉関連施設の職員、そして福祉に興味のある多くの人に、ウェブを通して少しでも福祉を身近に感じてもらえるようにデザインし、様々なテーマでコンテンツを展開しています。

制作にあたって

当事者も一般ユーザも利用できる工夫

障害を持つ当事者も一般ユーザーも、同じサイトを違和感なく利用できるように、ウェブサイトを障害の有無によって切り分けて考えるのではなく、そのまま、誰もが同じサイトを利用できるように、ウェブサイト全体のアクセシビリティに配慮しながら制作を進めました。文字の色やサイズに配慮しながらも、サイトデザインとして一般ユーザーに違和感を与えないポップさを残す工夫をしています。

また、公開後も随時コンテンツの充実を図った「ハートネット」は、番組やキャンペーンの情報を扱うだけではなく、掲示板やブログなどウェブサイトの特長を活かしたオリジナルコンテンツも展開し、今ではユーザー同士がコミュニケーションを取り合える場として支持されています。

制作範囲

共に作る

サイトコンセプトに賛同したアートディレクターやアクセシビリティのアドバイザーを務める当事者、番組スタッフなど、多くの関係者と共同で制作されています。

その中で、ナスピアはサイトの仕様・設計と、ディレクション・進行管理、ページ制作を担当しています。

オープン後も数回のサイトリニューアルを実施し、キャンペーンサイト・携帯サイトも次々にオープンしています。いずれも仕様設計から制作まで担当しています。